自由な旅の象徴とでも言うバックパッカー。誰でも一度は体験し、もしくは体験してみたい旅のスタイルだと思う。けれど、あまり計画も立てず、安宿に泊まりふらふらと旅をするのはなかなか勇気がいること。こんなバックパッカー的旅を車やタイカブ(100cc)を使ってやって見ようと言うのが「車やスーパーカブで旅するタイ北部」の企画だ。タイ北部の町や村を車やタイカブに乗って旅をするのだが、「バックパッカー的」旅のスタイルだから、宿はちんけなゲストハウス。海外からのバックパッカーや自転車で旅をしている連中が使う宿だ。こんな旅のスタイルだからこそ普通の旅では触れる事の出来ない非日常が凝縮して体験できる訳だ。
そんな非日常に身を置くことでいつもと違う自分が見えてくるのだと思う。一緒に旅をしましょう。至れり尽くせりの旅ではなくて、自分にとっての冒険旅行へ出かけて見ませんか。こんなスタイルもタイ旅行の形だと思います。
チェンマイの地図


この旅が目指すもの


我々にとっては驚きの連続の非日常が日常として平然と流れている空間がそこにはあります。その空間に身を置いてみて、日頃、自分が背負っている日常を脱ぎ捨て、本当の自分と向いあってみることが出来るのがこの旅です。日本での決まりきった、安定した日常とは違う現実に自分自身を置いた時

参加した方が公開しておられる動画、画像もイメージをつかむ手助けになるかもしれない。

2012年3月のツアー参加者の動画

旅のプラン A 2016年3月19出発 3月26到着  

日付 予定

1日目
午後:東京出発。バンコクへ
夕方:バンコク到着。着後、チェンマイ行きの夜行寝台列車を確保。そのままチェンマイへ。
2日目 朝:チェンマイ到着。着後自由行動
3日目 車やバイクを借り出してチェンマイを出発。タイツーリング出発。峠を越えてチェンライを目指します。
4日目 チェンライ出発、チェンコンへ。チェンコンはメコン川の対岸にラオスの町並みが遠望できる。チェンコン到着後、自由行動
5日目 チェンコンからメコン河沿いに、チェンセンへ。チェンセンからは更にゴールデントライアングルに立ち寄りながらミャンマーとの国境の町メーサイへ。メーサイに到着したら自由行動
6日目 ミャンマーとの国境沿いの山間部を走ってメーサイからチェンライへ。チェンライ到着後、自由行動
7日目 チェンライからチェンマイへ。チェンマイ到着後、車やバイクを返却して空港へ。
空路、バンコクへ。乗り継いで日本へ。
8日目 朝:東京到着。着後解散

   サンデーマーケットでは、こんな可愛い雑貨屋台が
   びっしり並ぶ雑貨・ファッション天国だ。



この旅では、車やタイカブ(バイク)を旅の足と割り切って、その機動力を活かしてバスの旅では立ち寄る事のないような小さな町に立ち寄りながら、日々、現地での情報を追い、日程や行程も修正を加えながら旅をしていきます。

参加する方は、是非、現地での情報収集や日程の修正にも積極的に参加して、旅作りも楽しんで下さい。

プランで訪問を予定している場所はそれぞれに特色のある町ではあるけれども、そこをじっくり観光する事がこのプランの主旨ではありません。むしろ、そこに至るまでのプロセスや、小さな村での食事、そういった所での出会いを通じてタイを肌で感じてください。

そこで体験する事は人によっては時として辛い体験になる場合もあるかもしれないし、途中で投げ出したくなる場合もあるかもしれない。そんな時にこそ、それも含めて旅なのだと言う事を感じられるのではないでしょうか。

参加した方が公開しておられる動画、画像もイメージをつかむ手助けになるかもしれない。

2012年3月のツアー参加者の動画

参加費用 車orレンタルバイク 159,000円 二人乗り149,000
(料金に含まれるもの:往復航空券、空港税類、燃料付加運賃、レンタカー、レンタルバイク&ヘルメット代、期間中の宿泊代、バンコクからチェンマイまでの公共機関利用料、ガイド料



               メーサイの国境。向こう側は、ミャンマーだ。

この旅の方法論

限りなく自由な旅にするために、事前の手配は日本からの航空券のみしか行ないません。
毎日の宿泊、食事、移動、情報収集は全て現地で確保する事となります。これらの作業は基本的に旅の経験が豊富な同行者が行ないますが、皆さんも積極的に参加してください。宿の手配や食事、移動などは、旅の感動の醍醐味です。これらも旅のエッセンスですから思いっきり楽しんでください。

バンコクからチェンマイへ

この旅の基地となるのはタイ北部の古都チェンマイ。バンコクからチェンマイへの移動も現地に到着してからの手配です。プランでは寝台列車での移動を考えていますが、現地で当日手配を行うため、他の手段となる場合もあります。

Super Cub 100

スーパーカブ

チェンマイ以降の移動はご自身でスーパーカブ(タイカブ)を運転します。車は、スタッフが運転いたします。国際免許証が必要となる点に注意が必要。

バイクツアーとは違うのでルート上に特別なライディングテクニックが必要となる事はありません。スーパーカブ自体は初めてバイクに乗る人でも充分運転する事ができます。。

現地では重要な日常の足として機能している車輌なので現地の風景に自然に溶け込む事ができる乗り物です。

ただ、旅するために作られた車輌ではないので多くの荷物を積載する事はできません。荷物をコンパクトにまとめる必要がある事に注意してください。

 人々の笑顔は底抜けに明るい。今日の宿、バンブーゲストハウス前で。

毎日の宿泊

全て現地手配です。宿泊場所は、ゲストハウスと呼ばれるバックパッカー向けの安宿や、旅社と呼ばれる行商人向けの小さな宿です。エアコンは無いし、シャワーやトイレも共同である事がほとんどで、シャワーは水のみの場合もあります。バックパッカー気分満点です。繁華街へのアプローチも良く、ぶらり出かけるにはいい場所にあります。

設備面だけを考えれば、非日常です。ただ、ここにはホテル滞在にはない暖い空気が流れているのは確かです。それでも旅中トイレに困るような事はありません。

屋台    
タガメ(水生昆虫)が売られている。食べてみた。 屋台は活気に満ちていてどれも美味しい。

毎日の食事

毎日の食事は小さなレストランや屋台です。日本語はおろか、英語もほとんど通じません。食事と共に出される水も安全とは限りません。こんな店で食べる本当のタイ料理は格別です。
特に夜営業する屋台のメニューには驚かされます。しかし、どれも美味い。

言葉に四苦八苦しながら注文し、初めて目にする料理を怖々口にしてみてください。インド、中国という2つの世界でも偉大な食文化の影響を受けたタイの料理の複雑な味わいに感激でしょう。
屋台や出店、小さな食堂では(2012年11月)麺類やご飯モノは20〜40バーツでした。

情報も現地調達

旅に必要な情報も全て現地で調達です。現地で得た最新の情報を元にプランに修正を加えながら旅をしていきます。ぜひ多くの人とコミュニケーションを楽しんで、情報収集にも参加してください。

経験豊富な同行者

同行する人間は皆さんを快適な旅に誘うために同行するわけではなく、むしろ、皆さんが一般の観光旅行や個人での旅行では体験できない体験に踏み込めるように同行するものです。

現地では経験豊富な旅人にさんざん振り回される事になる事に期待してもらって良いでしょう。

同行者1:永持典孝

同行者2:小川修司

多くの国を旅してきた同行者の旅のスタイルからどんどん盗める物は盗んでください。


 これが寿司!! らしい?    村のガソリンスタンド ゴールデントライアングルの仏像は金ピカだった  大河メコン川。対岸はラオス

この旅の楽しみ

ここまでの説明ではつらい事、危険な事だけが想像されるかもしれませんが、しかし実際には戸惑う事は多くてもそれを乗り越えた時、自分に新しい世界が開けている事に気がつくでしょう。その時、周囲は今まで気がつかなかった暖さを感じさせてくれる事だと思います。帰国する頃にはこの1週間の体験が、あっという間のできごとに感じられるはずです。一般の観光旅行と違った新鮮さと満足感で満ち溢れることでしょう。

要件、準備

企画の料金には、東京からバンコクへの往復航空券と、空港税類、燃料付加運賃、レンタカー代、レンタルバイク代、ヘルメットのレンタル料、期間中の宿泊費が含まれています。現地で各自必要となるのは食事代とガソリン代。これはだいたい1万円程度で足りると思われます。

通常の旅行と同じようにパスポート(出発の際に6ヶ月以上有効期限が残っている必要がある)の他に国際免許証が必要。また、海外旅行保険への加入は必須と考えてください。

プランを見ていただれば理解できると思いますが、車やバイクに乗るまではかなり各個人の機動力を要求する事になります。荷物は極力少なく纒めていただく必要があります。スーパーカブへの積載性の観点から考えても、デイパック2個程度までに纒めてください。


簡単ではありますが装備品は下記のような感じです。参考にして下さい。

貴重品:パスポート、国債免許証、現金(千円札も持って行きましょう。また、ドルに両替する必要はありません)
衣 類:下着2セット(ショーツ、靴下)、Tシャツ2枚、短パン、ロングスリーブシャツ、サンダル、レイン上アー
その他:バイクに乗った時の風除けサングラスorゴーグル(レンタルのヘルメットにはシールドがありません)、バンダナ、タオル、石鹸、シャンプー(小さな容器に移してください)、ゴムひも(荷物をバイクのシートに縛るためのものです。デイパックを背負うだけならば必要ありません。また、バイクの前部にはカゴがついています。) 

このような旅ではたくさんの荷物は必要ありません。装備品は、出来るだけ少なくすると旅が快適になります。デイパックひとつぐらいにまとめましょう。衣類は、旅行中洗濯する事が出来ますので日数分必要ではありません。また、このようにして装備品を少なくすることが大切です。食事は、街の出店や小さなレストランなので特別な衣類は必要ありません。

参考情報

タイ国とは 1
タイ国とは 2
タイ国の気候
タイ国政府観光局
よくある質問とお答え

○問い合わせ先:アウトドアスペース タイツーリングについて お気軽にお問い合わせ下さい。
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